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気になるニュースまとめ

遠隔教育 中学でモデル事業実施へ

 政府は17日、国家戦略特区諮問会議を首相官邸で開き、中学校での遠隔教育について、来年度にモデル事業を実施する方針を決めた。英語やプログラミングの授業を想定し、遠隔授業を受ける教室には、その教科の免許がない教員の配置も認める。生徒の習熟度に合わせた質の高い教育や教科担任のいない小規模校への対応が狙いだ。モデル事業の結果を踏まえ、全国への拡大を図る。

 政府の規制改革推進会議が先月、5年以内のできるだけ早期に、希望する小中高校での遠隔教育実現を求めていた。高校では既に遠隔授業を受ける側に教科・科目免許がない教員の配置を認めているが、中学校では生徒一人一人への対応の観点などから認めていない。今後、文部科学省令を改正し、規制を緩和する。

幼保無償化に向け、保育士・幼稚園教諭が不安に思っていることは?

幼児教育・保育の無償化とは、幼児教育の重要性に鑑み、すべての子どもに質の高い幼児教育を保障することを目指すもの。2019年4月から5歳児の幼保無償化が、さらに2019年10月からは3~4歳児と一部の0~2歳児の幼保無償化全面実施が予定されている。

この現状を踏まえ、「幼児教育・保育の無償化(以下幼保無償化)」についてどう思うか尋ねたところ、67.1%が「反対」と回答した。反対と答えた人に幼保無償化について不安に思うことを聞くと、74.0%が「業務負担の増加」、69.7%が「保育の質低下」、51.1%が「待機児童の増加」と回答した。


具体的には「園児の受け入れ枠だけ増やしても、保育士不足が改善されなければ保育の質は下がると思う」「保育の必要性がない子どもも預けられるようになり、現場の負担が増えてしまうのではないか」などの声が寄せられた。

原発の燃料カバー溶接不良3万体

 全国の原発のうち、東京電力福島第1原発と同じ沸騰水型原発で2012年以降、燃料棒を束ねた燃料集合体を覆う金属カバーに欠損が相次ぎ判明した問題で、原子力規制委員会は22日の定例会合で、関係する原発保有する6電力会社が、欠損の原因となったカバーの溶接に問題のある燃料集合体計3万2434体を使用していたとの集計結果を公表した。うち計325体で欠損が生じており、東電が最多の206体だった。

 各社から調査報告を受けた規制委は、欠損のあった部品が脱落する可能性は低く、仮に原子炉内などへ落ちても、燃料や制御棒の安全に影響が生じる可能性も低いとしている。

南北埼玉大会 埼玉栄敗れる 浦学、花咲徳栄など8強

 第100回全国高校野球選手権記念南北埼玉大会(県高野連など主催)は16日、さいたま市大宮区の県営大宮公園野球場など6球場で南北埼玉大会の4回戦16試合があり、8強が出そろった。

 南埼玉大会は、春の県大会を制した浦和学院が朝霞西を7-3で降した。シード校の埼玉栄は、プロ注目の右腕、米倉貫太投手(3年)が打ち崩されて川口市立に4-7で敗れ4回戦で姿を消した。

 北埼玉大会は、昨夏の全国大会を制した花咲徳栄が田谷野拳世捕手(3年)の適時打などで終盤に突き放し、春日部東に9-2で八回コールド勝ちした。

 17日は試合はなく、18日に南北両大会の準々決勝計8試合が同球場など3球場で行われる予定。

「電車の実習 珍しい」 台湾の高校生、川越工業高を訪問

 川越市の県立川越工業高校を二十二日、台湾の高校に相当する国立二林高級工商職業学校の生徒ら三十六人が訪問。お互いに学校の歴史や特徴を紹介した後、川越工高の多彩な学習活動を見学した。

 二林校の生徒らは修学旅行で二十一~二十六日の日程で来日。日本の工業系高校と交流したいとの要望を川越工高が受け入れた。

 川越工高の生徒らは、同校が昨年、百十周年を迎えた歴史を持ち、県のマスコット「コバトン」やソニーの携帯音楽プレーヤー「ウォークマン」、Suica(スイカ)の開発者が同校の卒業生であることを説明。二〇一五年に乾電池を動力にした自作電車で鉄道路線を走り、ギネス世界記録を達成したことも紹介した。

 この後、二林校の生徒らは川越工高の生徒が製作したミニ電車や四輪駆動の電気自動車(EV)に試乗したり、デザイン科の生徒によるシルクスクリーン印刷を見学したりした。

 二林校三年の陳泊安さん(18)は「日本が好きで三回目の来日。川越工高の電車の実習は珍しいと思った」と話していた。

ベルク/2月期、ネットチラシなどの販促で増収増益

ベルクが4月11日に発表した2018年2月期通期の連結決算は、営業収益2113億9500万円(前期比9.2%増)、営業利益95億2100万円(3.9%増)、経常利益99億6300万円(4.2%増)、純利益68億6200万円(10.5%増)となった。

販売政策は、ポイントカード販促、チラシ価格の強化、ネットチラシにより、お客の来店動機を高め、生活催事に合わせた売場づくり、品切れの削減、接客レベルの向上を引き続き行うことにより、固定客化を図る取り組みを実施した。

店舗運営は、標準化された企業体制を基盤にLSP(作業割当システム)の定着化、適正な人員配置、省力器具の活用による効率的なチェーンオペレーションを推進。

店舗は、2017年4月千葉県千葉市に「フォルテ蘇我店」、埼玉県八潮市に「八潮鶴ケ曽根店」、6月東京都青梅市に「青梅今井店」、7月埼玉県鶴ヶ島市に「鶴ヶ丘店」、9月埼玉県三郷市に「三郷戸ヶ崎店」、10月神奈川県座間市に「座間南栗原店」、11月群馬県渋川市に「渋川店」の7店舗を新規出店し、2018年2月末現在の店舗数は106店舗となった。

また、競争力の強化、標準化の推進のため、既存店9店舗の改装を実施し、惣菜・簡便商品の拡充、快適な買物空間を提供するための設備の更新、生産性向上を目的にセミセルフレジを導入した。

2019年2月期通期の連結決算は、営業収益2205億2500万円(4.3%増)、営業利益98億1100万円(3.0%増)、経常利益102億5000万円(2.9%増)、純利益68億9600万円(0.5%増)を予想している。

少女誘拐容疑で逮捕の男性 東京地検が不起訴処分に

 ツイッターで知り合った女子中学生(14)を誘拐し、自宅に連れ込んだとして逮捕された21歳の男性について、東京地検起訴猶予処分としました。

 東京・品川区の男性と無職の少年(18)の2人は先月、ツイッター上で知り合った女子中学生を誘拐し、自宅に連れ込んだとして、未成年者誘拐の疑いで今月2日に逮捕されました。東京地検は、26日付けで男性を起訴猶予処分としました。東京地検は理由を明らかにしていません。一方、少年については、青少年健全育成条例違反の非行内容に変更して東京家庭裁判所に送致しました。警視庁によりますと、2人は10日間にわたって自宅で少女と生活していて、取り調べに対して容疑を認めていました。